水虫は感染症のため、自分が感染してしまうと自分だけの問題とはいえなくなります。そして「自分には関係ない」と思っている人ほど水虫になりやすい環境で過ごしている可能性があります。

虫でなくカビが原因!水虫と手洗いの関係性

水虫は「虫」と病名についているくらいなので、虫によって引き起こされる皮膚病と思っている方も少なくないようです。
ですが水虫は虫ではなくカビによって引き起こされます。
カビの1種、白癬菌が皮膚の角質層に感染する事によって水虫が発症するのです。

なぜ、虫という字が使われるようになったのかというと、昔田んぼで仕事をしていた農民に多い皮膚病だったからという説があります。
白癬菌は湿度の高い場所を好む性質があり、長い時間田んぼの中に入っていた農民は、白癬菌に感染しやすかったのです。
田んぼに入ると虫に刺されて水虫になると考えられていた為、虫という字が使われるようになりました。

白癬菌は足の裏や指の間に感染しやすいのですが、実は手も水虫となります。
白癬菌は皮膚に含まれるケラチンというタンパク質をエサとしているので、ケラチンを含む皮膚や爪にも感染するのです。
ですので当然、手も水虫になってしまいます。

足の裏や指の間が水虫になっているという場合、外用薬で治療する方法が一般的です。
外用薬を患部に塗った後は、しっかり手洗いしましょう。
手洗いが不十分だと白癬菌が手に付着し感染してしまう恐れがあります。

石鹸で手洗いすれば白癬菌は除菌する事が可能です。
ただし、しっかり水気を拭き取らないと湿気が好きな白癬菌が、感染しやすい環境となってしまうので、その点は注意が必要です。

もし、家族などに水虫患者がいるという場合、靴下やお風呂のマットなど白癬菌が付着しているようなものを触った後も、手洗いする対処を行いましょう。

白癬菌は1度、感染してしまうと自然に死滅する事はありません。
ですので、白癬菌に感染しないよう予防する事が大切です。