水虫は感染症のため、自分が感染してしまうと自分だけの問題とはいえなくなります。そして「自分には関係ない」と思っている人ほど水虫になりやすい環境で過ごしている可能性があります。

治療対象の水虫~スリッパの共用は避ける!~

足の裏や指の間が痒い、皮膚がジュクジュクとただれたようになっている、水疱ができているという場合、もしかしたら水虫を発症しているかもしれません。
水虫は白癬菌という真菌、いわゆるカビに感染した事で発症します。
辛い症状に悩まされる皮膚病ですが、ドラッグストアには市販の水虫薬が数多く取り揃えられており、インターネット上にも無数の民間療法が紹介されているという事もあり、病院で治療しなくてもいいやと思う方も多いようです。

確かに白癬菌に感染したからといって、生命の危機に陥る程酷い症状を起こす事はありません。
ですが、水虫は治療対象となっている皮膚病です。
治療対象となっている理由の1つに、白癬菌を感染させてしまうという事が挙げられます。

白癬菌は感染した人の皮膚で増殖するだけでなく、他の人にもうつってしまうのです。
ですので、家族に水虫患者がいる場合、白癬菌に感染するリスクはかなり高いと言えるでしょう。
患者がいる家庭ではスリッパなどの共用を、避ける対策が基本となっています。
スリッパには白癬菌を含んだ角質が付着しており、共用する事によって感染してしまう恐れがあるのです。
スリッパの他にバスマットなど足が付着するものは、共用しない事がおすすめです。

水虫を発症してしまったら、自然と治る事はありません。
他の人に白癬菌をうつしてしまう前に、皮膚科で治療を受けましょう。
ただ、治療となると気になるのが治療費です。
水虫の治療は健康保険の対象なので、さほど高額にはなりません。

外用薬による治療の場合、1ヶ月にかかる治療費の平均は約1000円から2000円程度です。
早めに治療を始める事で完治するまでの期間も短くなります。
ですので、皮膚に異常を感じたらまずは皮膚科を受診しましょう。